Google(グーグル)カレンダーをエクスポートして別のアカウントに切り替える方法を知りたいですか?
今までいくつかのGoogleカレンダーを利用していた方で、あるカレンダーから別のカレンダーに移行したいと考えたときに最適な、とても簡単な方法があります。
本記事では、Googleカレンダーを別のアカウントに設定する方法を2023年最新のやり方でご紹介します。データファイルのダウンロードを行うため、もしもiPhoneやAndroidなどのスマホを使って見ている方は、パソコン画面で操作するようにしましょう。
iPhoneでのアカウント切り替え
Googleカレンダーのデータ移行による切り替えでない、iPhoneでGoogleカレンダーを複数アカウントで使い分けて切り替える方法は、リンク内の記事を参照ください。
ステップ1:Googleカレンダーの移行元データをエクスポートする(書き出しと出力)
まず初めに、Googleカレンダーをファイルデータとしてエクスポートしていきます。
手順1:Googleカレンダーに自分のGoogleアカウント(移行元)でログインし、右上にある設定(歯車のマーク)をクリックします。※左下のマイカレンダーにある、各カレンダーのオーバーフローメニューから選べる「設定と共有」でも同様にできますが、どちらでも大丈夫です。
手順2:ここでは特定のカレンダー情報のみを抜き出すか、一括してエクスポートするかを選択できます。一括で行う場合、全般タブが選択されているので、その下にある「インポート/エクスポート」をクリックして、さらに「エクスポート」を選択しましょう。するとカレンダー情報のダウンロードが始まります。データを指定したい場合は、「マイカレンダーの設定」からデータを落としたいカレンダーを選択して、同様にエクスポートできます。
手順3:カレンダーのデータが、Zip形式(iCalデータ)でファイルダウンロードすることができるので、デスクトップやドキュメントフォルダなど好きな場所に保存してください。エクスポートが完了するまでしばらく待ちましょう。ネット環境やカレンダーに登録されているデータの容量によって、かかる時間が変わります。
ここまでの手順で、移行前のGoogleカレンダーのスケジュールデータをエクスポートする作業が完了しました。
もしもこのデータをスプレッドシートに書き出したい場合は、Google Apps Scriptsを使った方法がありますが、コーディングの知識が必要なため素人には大変難しいことを理解しておきましょう。
ステップ2:Googleカレンダーの移行先にインポートする(読み込む)
続いて、移行先となるGoogleカレンダーに先程エクスポートしたファイルをインポートしていきます。また、OutlookカレンダーやAppleカレンダーなどのCSVデータでも同様にインポートできます。
手順1:先程ファイルを書き出した移行元のGoogleアカウントからログアウトし、移行先のGoogleカレンダーにログインしましょう。先程とは異なり、左下にある他のカレンダーの「+」マークをクリックし、続けて「新しいカレンダーを作成」を選択しましょう。
手順2:移行元のデータを読み込むための、新しいカレンダーとなる箱を用意します。ここで名前に自分の好きなカレンダー名を入力しましょう。「説明」箇所は空欄で構いません。タイムゾーンも設定変更は不要です。記入できたら、下にある「カレンダーを作成」をクリックします。
手順3:先ほどと同様に、全般タブにある「インポート/エクスポート」タブを選び、「インポート」の「↑パソコンからファイルを選択」をクリックし、前のステップでエクスポートしたファイルを選択しましょう。
手順4:インポートファイル選択枠の下にある、「カレンダーに追加」の右にある下矢印をクリックすると、プルダウンで移行先のカレンダーを選べるようになります。つい先程作成した連携したい新しいカレンダー(自分でつけた名前のもの)を選択しましょう。
手順5:最後に「インポート」をクリックします。
以上で、Googleカレンダーのすべての移行手順は完了です。
新しく追加したカレンダーは、Googleアカウントに紐付いているものです。そのためスマホに同期している人は、インポートしたカレンダーも自動連携されます。特にパソコンからスマートフォンに連携する設定は不要ですが、PCとスマホ両方ともページ更新や再起動をしておきましょう。
もしもデータ取り込みが上手くできない場合は、読み込みに関する問題の解決方法のガイドを参考にしてみてください。