ブログ記事タイトルの付け方が分からない、ブログタイトルの決め方へのアドバイスがあれば知りたい、という読者の方が多いのではないでしょうか?日々数百万という数の新しいブログが生まれている中で、いかに他の人のブログよりも自分の書いたブログ記事に興味を持ってもらうかが大切です。
ブログ記事を読んでもらうためには、記事の内容を充実させることや難しいSEO対策といったことも大切ですが、それ以上に魅力的なタイトルを付けることが重要です。もし読者の方が買い物をするときにも、お店に並んだいくつもあるりんごの中で、一際色合いが美しく美味しそうなりんごを選ぶかと思います。ブログのタイトルにも選ばれる要素が必要です。
そして、私はブログ記事をおよそ100記事にも渡って書いてきて、ブログタイトルを変更するなど何度も試行錯誤をしながら、読まれるブログタイトルが何であるかを調べてきました。
良いタイトル、クリックされやすいブログタイトルの付け方には、いくつかのコツがあります。本記事では、小手先のテンプレート利用などに頼らない、2023年に最適なブログ記事タイトルの付け方に関する5つの秘訣をご紹介します。
コツ1:人気のあるブログタイトルの共通点を真似る
人気のあるブログ記事タイトルとは何かを調べていく際に、ブログネタ一覧400本の記事の中で、ある共通点を見つけることができました。その魅力的なブログ記事タイトルの法則を、参考にすることができます。
- 方法などのHow-to(ハウトゥー)に関するタイトル
- タイトルに数字を入れる
- 疑問符(?)や感嘆符(!)をいれる
- 年数などで新しい情報であることを伝える
- 画像付きや写真ありなど、視覚的に分かりやすい記事であることを伝える
How-to(ハウトゥー)に関するタイトル
「〜の方法や」「〜の仕方」など、How-toに関するブログ記事タイトルは人気がありました。
Google検索などの検索エンジンを使うユーザーは、何か知らないことを調べてきているため、それに直接的な答えとなるような、「方法」という言葉はタイトルの中に入れるのは効果的です。
タイトルに数字を入れる
タイトルに数字を積極的に使いましょう。ある非公式の海外のソーシャルマーケティングメディアの研究調査によると、数字をタイトルに入れたほうが、入れないときよりも約2倍ものクリック率が上がる可能性があると言っています。
そして、数字を入れる上で重要なことは、数字は漢字ではなく数字そのものを入れるということです。例えば、「五つ」ではなく「5つ」というように、明確な数字をタイトルに入れ込みましょう。
疑問符(?)や感嘆符(!)、カッコなどをいれる
タイトルに疑問符を使えていますか?人気のあった多くの記事で感嘆符が使われていました!というように、疑問符や感嘆符を使ってみましょう。
検索するユーザーは、基本的には感情的な期待を持たずに検索しています。その中で疑問符や感嘆符のあるタイトルを見ることで、自分の中で問いを立てたり、感情が少し沸き起こるなど、クリックされるきっかけになってくれます。さらにコロンやカッコなども使うと、視覚的に目立つような効果が期待できます。
年数などで新しい情報であることを伝える
タイトルに年数や日付を入れることも効果的な手法です。新しい情報であるほど、ユーザーにとって価値のある情報になります。
例えばあるアクセサリー商品を紹介するサイトで、最もおすすめの商品リンクを見たときに、そのリンクの商品の販売が終了していたとしたらどうでしょうか?古い情報はユーザーを間違った方向に誘導する可能性があります。セール情報など定期的にページを更新する場合は、日付など細かな情報も、ユーザーの目を惹くタイトルになります。
画像付きや写真ありなど、視覚的に分かりやすい記事であることを伝える
文章だけでは伝わりづらい、読むのが苦手、という読者の方も多くいます。ブログ記事にはそのような文章よりも視覚的なものが多いということを明確にタイトルに入れることも有効な方法です。
「画像つきで解説」や「写真付き」など、タイトルの中にこのような文言を入れて、文章よりも画像でわかる安心感を伝えてみましょう。
コツ2:最適な記事タイトル文字数にする
ブログで最適な記事タイトルの文字数とは何文字でしょうか?どの情報を探しても、まだ正確な答えは出ていません。しかし、適切とされているのは30文字程度です。その理由や根拠を説明してきましょう。
最適な記事タイトル文字数とは?
投稿や記事の中で使うタイトルは、Googleの検索結果でもタイトルとして表示されます。そして、Google検索結果画面でどのようにタイトルが見えるのか、ということを重視したSEOの考え方が大切です。
通常、Googleの検索結果で表示されるタイトル数は28文字から32文字であると言われています。しかし、パソコンやスマートフォンの違いや機種ごとの画面サイズの違いによっても表示される文字数が異なるため、一概に何文字が良いという明確な数字がまだ明らかになっていないのです。
ですが、おおよその文字数として30文字程度ということを意識しておけば、文字数が少なすぎることで魅力的でないタイトルを設定してしまったり、文字数を多くしすぎてほとんどの情報が伝わらないということを防ぐことができます。目安としての30文字ということは頭に入れておきましょう。
最適な記事タイトル語数とは?
ブログ記事の文字数も重要ですが、語数も意識すべきことです。タイトルの語数は、本記事で言えば「ブログ-記事-タイトル-付け方-5つ-コツ-文字数-重要」というように、言葉の塊の数のことを指します。
そしてこの語数は8語が最適であると言われています。語数が少ないということは、それだけ伝える情報が少ないということでもあり、できるだけ言葉の区切りは多くしながら、より多くの情報をタイトルに盛り込むように意識しましょう。
コツ3:キーワードを入れる
検索キーワードはユーザーのニーズに関連する、最も重要なポイントです。
検索キーワードとは、ユーザーが実際にGoogle検索窓に入力した言葉のことです。ユーザーの調べたいことが、直接この検索キーワードで表されるので、この検索キーワードにタイトルを寄せていくことが重要なのです。
ターゲットとなるユーザーを知る
検索する人(ユーザー)は実際にどういう人か、ということを考えることはとても大切です。何をしている人なのか?女性か男性か?何歳ぐらいか?家族を持っているか?などの情報は、検索されるキーワードの裏側にある意図を考えるのに必要です。
例えば、「Webサイト 作り方」という同じ言葉でも、Webサイトをブログで始めたい一般ユーザーと、企業のWebサイトを構築したいユーザーの意図は全く異なります。
自分が誰の悩みを解決するためにブログ記事を書いているのか、そして実際に検索するユーザーはどのような問題や不安を持って検索しているのか、ということを考えれば、それに寄り添ったタイトルを作ることができます。
検索キーワードを調べる
検索キーワードは無料で調査することができます。Googleキーワードプランナー(Google広告)、ラッコキーワード(旧関連キーワードツール)、Googleサジェストの3つのツールを使います。
- Googleキーワードプランナー(Google広告):タイトルに入れようと考えているキーワードが、月にどれだけのボリュームで検索されているのかを知ることができます。Google広告を使うユーザー向けのキーワード探索ツールですが、Google広告を出さなくても無料で使うことができます。
- ラッコキーワード(旧関連キーワードツール):ラッコキーワードを使えば、あるキーワードに関連する言葉を一覧で見ることができます。GoogleやYahoo!でよく検索される言葉を中心に見ることができるので、軸となるキーワードを決めて、その派生を調べていくときに便利なツールです。
- Googleサジェスト:Googleの検索窓にキーワードを入力した時に、最近よく検索される言葉をサジェスト(おすすめ)してくれる機能です。検索窓で検索キーワードを入力している最中に、よく下に表示されるリストで、読者の方も一度は目にしたことがあるでしょう。
これらの検索キーワードについての詳細は、キーワードの選定のコツや使うツールについての記事でも詳しく紹介しています。
コツ4:競合をチェックする
ある情報に関するブログ記事を書いた時に、それを書いたのが自分しかいなかったとしたらどんなに良いでしょう。しかし、実際はあるブログ記事に関する同じような情報を、多くの競合が記事に書いていると考えましょう。
競合他社がタイトルに入れていないような、独自のフレーズや魅力的な言葉を盛り込んでみたりすれば、違いを目立たせることができるでしょう。また、競合から学んで良い言葉からヒントを得て、自分のタイトルを変えてみることも良い改善方法です。
競合他社が実際に書いている記事を確認する方法は、本当に簡単です。自分が書こうとしている記事のキーワードを、Google検索で検索した時に、他の記事のタイトルを見てみましょう。競合の記事で素晴らしいタイトルがあれば参考にしながら、斬新なタイトルのアイデアを発想できれば望ましいです。
コツ5:読者の心理にアプローチする
読者にとって、自分の知りたい情報が記事に書かれていること以上に、そのブログ記事を読むことで、読者の感情を引き起こすようなタイトルにすることも有効です。
読者の心理にアプローチするようなタイトルに入れようとする際に、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 感情を喚起させるようなものにする
- 記事を読めば、読者のメリットになることを伝える
- 秘密やノウハウなど、誰もが知らないような希少性を伝える
- タイトルをクリックしたくなるような、パワーワードを入れる
- 過度な期待を抱かせすぎないこと
感情を引き起こすようなものにする
言葉や文字には人を動かす力があります。有名なメンタリストであるDaiGoさんも、人を動かす儲かる言葉「コピーライティング」の科学入門で紹介していますが、心の琴線に触れるような言葉を使うことで、読者の行動さえも変えられるといいます。
具体的な用語は、好奇心や興味、驚きや喜びのような感情を引き起こす用語です。読者が実際に記事を読んだ時にどのような感情を持って欲しいかを想像して、タイトルを読んだ時にそのような感情を十分に引き出せるような言葉を使うことが重要です。
記事を読むことで読者のメリットになることを伝える
記事を読むと、読者にとってどのような良いことが待っているのかを示すことも効果的です。
読者の疑問を解決できるのであれば、説明や解説することをタイトルで示したりできます。ノウハウや知識を得られるのであれば、コツやポイントなどのヒントを得られる可能性をタイトルで匂わせてみてください。あくまでも記事の素晴らしさではなく、読者にとって得られる利点を書くようにしましょう。
誰もが知らないような希少性を伝える
「〜の秘密」や「〜だけが知っている」というような、その記事自体が希少な情報やノウハウが含まれていると期待させることも良いコツです。
ありふれた情報の中で、その記事にたどり着いたのがわずかで、他の人にはあまり知られていないようなことが期待できると、人はその情報により興味を持ちやすいです。ロバート・B・チャルディーニの有名な書籍である『影響力の武器:なぜ、人は動かされるのか』でも、希少性が人を動かす大きな要因であると言っています。
タイトルを思わずクリックしたくなるようなパワーワードを入れる
パワーワードとは、感情に訴える用語に近い、文字通り力強く、人が抵抗できずに行動してしまうことからそのように呼ばれている言葉のことです。例えば、驚きの、絶対に、必須の、最強の、ヒミツ、コツ、無料、などです。そのフレーズだけで、その記事を他の記事よりも目立たせることができるようになります。
このようなパワーワードをいくつかリストとして保存しておくことで、ブログ記事タイトルを作る時にいつでも引っ張り出せるようにしておくととても便利です。ぜひブログ400本のタイトルから、ヒントを見つけてみてください。
過度な期待を抱かせすぎないこと
読者に過剰な期待を持たせるような、大げさ過ぎる表現や内容はタイトルに入れないように注意しましょう。例えば、最高や最短などの最上級表現を使うとき、確実や100%などの言い切り型の表現を使う時には、特に気をつける必要があります。
もしもこのような表現をタイトルで見てクリックした後に、その記事の内容に少しの不安な要素があった時、読者であるユーザーは落胆して、二度とその記事に戻ってくることはないでしょう。前項のユーザーを惹き付けるパワーワードを活用することは、非常に効果的である一方で、使い方や誇張表現にならないような配慮も大切です。
まとめ:ブログ記事タイトルの付け方はマスターできる
本記事では、ブログ記事タイトルの付け方の5つのコツをご紹介しました。
これら全てを網羅して使う必要はありません。紹介した5つのコツを見て、自分の記事に合わせた、最適なタイトルを付けるためのヒントになれば嬉しいです。
この記事以外にも、ブログ記事を書くための良質な記事コンテンツをいくつも書いています。ブログを書く上で欠かせない、ブログの構成を作る7つの手順をおすすめのテンプレートと一緒に解説した記事もご参考ください。
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