最近いきなりトレンドに急上昇してきた、今大注目の新しいSNSである「Clubhouse(クラブハウス)」。
完全招待制のSNSアプリとして話題ですが、そもそもClubhouseって何ですか?クラブハウスの使い方は?クラブハウスに招待されるにはどうすれば良いですか?などと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか!?
クラブハウスに関する情報はTwitterやInstagramなどのSNSでちょくちょく聞いたりするけど、2023年現在でもしっかりとした正確な情報はあまり伝わっていないのが現状のところ。
クラブハウスが流行り始めた今の段階で、クラブハウスを始めて招待されたい...。すぐに流行の波に乗りたいタイプ...。などミーハー心が抑えられない。そういった読者の方はこの記事は必見です!
本記事では、クラブハウスがそもそもどういったアプリなのか、また招待される方法や、招待枠がなくても始めることができる方法など、具体的な方法を丁寧に分かりやすく解説していきたいと思います。
関連記事:Clubhouse(クラブハウス)のトークルームの検索方法や探し方も細かく解説していますのでご参照ください。
Clubhouse(クラブハウス)とは何ですか?
クラブハウスとは、アメリカのサンフランシスコ発のベンチャー(スタートアップ)企業である「Alpha Exploration」が新リリースした完全招待制のSNSアプリのことです。この企業はスタートアップの聖地であるシリコンバレーからスタートし、本アプリを2020年の春頃にローンチしました。そして、CNBCによると、2020年5月までに約1億ドル(100億円相当)の時価総額価値になると言われています。
クラブハウスのアプリは、ユーザーがテキストで投稿したりやり取りする代わりに、音声のみでコミュニケーションができる音声特化型のソーシャルメディア系アプリです。Twitterの音声版SNSとも言われていますね。
ユーザーは、アプリケーションを起動すると、色々な「部屋」というチャットルームを選択して入室することができます。その部屋に入ると、オーディオが立ち上がり、部屋の中に参加している人たちが会話を始めることができるようになるという仕組みです。部屋を作成したオーナーが、参加している人たちの中から発言者を決定して、話題に関心のあるユーザーは挙手ボタンを押してディスカッション形式で会話がスタートします。感覚としては、イベント等であるパネルディスカッションに、一般人が参加できるようなイメージですね。
クラブハウスユーザーは、様々な部屋を行き来することができて、自分で部屋を立てることも可能です。また、アプリから離れて聞くことは基本的にはできず、会話の録音や保存機能などはありません。
Clubhouse(クラブハウス)の特徴は何ですか?【他のSNSとの違い】
他のSNSアプリとの違いは、招待された人だけが参加できる音声オーディオのみのチャット機能、そしてその場限りの会話で盛り上がれる、というのが特徴です。
まったくの音声のみのやり取りがベースであるため、よくあるビデオカメラでの会話やテキストチャット機能もありません。そのため、同社のホームページでは、アプリを「非常に特別なメディア」であるといっており、「カメラがオンにならないため、アイコンタクトや何を着ているのか気にならない」ということがユニークです。
ZOOMなどのビデオ会議でユーザーが感じ始めている、「TV会議疲れ」を解消するような形でクラブハウスはトレンドになってきていると考えています。また、スピーカーは自由に選択することができるだけでなく、発言者は自由に切り替わるため、いわゆる「聞き専」としての参加ができるのも、受け入れられている大きなポイントです。
Clubhouse(クラブハウス)を始めて参加や登録する方法は?
クラブハウスは、現状招待された人しか参加することができません。元々は60万人であったユーザー数も現在、世界中でクラブハウスユーザーは200万人いると言われていますが、Facebookが月間27億人、そしてTwitterは3.7億人のユーザー数という数億人規模と比べると非常に少なく、その独占的な性質が特徴です。
クラブハウスへの参加は、クラブハウスの公式ページからアプリのページにいくか、直接App Storeからクラブハウスアプリをダウンロードするかのどちらかです。また、本アプリはiPhoneユーザーが使えるAppのみでしかサービス提供していないため、残念ながらAndroidユーザーは利用できません。詳しくは、クラブハウスの初めてのユーザーガイドでも紹介されています。
また、クラブハウスは完全な招待制のSNSアプリであるため、参加するためにはクラブハウスをすでに始めたユーザーから招待を受ける必要があります。さらに、それぞれの既存ユーザーが持っている招待枠が2名までであるため、そもそも始めるのにハードルがあるのです。
裏ワザ公開:実は、Clubhouse招待枠なしで参加登録する方法があります。招待枠2名というのは、「楽に招待できるチケット数」であって、正確には招待できない訳ではないことを知らない方は意外と多いです。
Clubhouse(クラブハウス)への招待のやり方|招待される方法
クラブハウスへ招待する側の手順と、招待される側の手順をそれぞれ紹介します。
ステップ1:招待する側の方法
クラブハウスに招待する側の作業です。招待する側は、すでにクラブハウスへ誘われた後に、実際にアプリを使える状態になっていることが事前の条件です。
自分の知人や他人をクラブハウスに招待するための手順は以下のとおりです。
- クラブハウスのアプリTOP画面の上部にある、「メール」マークをタップします。
- 招待したいユーザーを検索ボックスで検索し、そのユーザーの「Invite」をタップします。
- SMSアプリが立ち上がるので、自動で入力された英語のメッセージを、招待したい相手にそのまま送信します。
ここで注意が必要なのは、誘いたい相手であるユーザーが検索候補に出てくるためには、事前に招待相手の電話番号が電話帳に登録されている必要があります。
ステップ2:招待を受けた側の設定方法
クラブハウスに招待を受ける側の作業です。事前にステップ1をやってもらったら、以下の通りに進めましょう。(ちなみに、招待待ち画面などはありません。招待を受ける側はすぐに以下のステップに進みます。)
- 招待者が「Invite」をすると、招待される側にはSMSに招待メッセージを受け取れます(SMSはiPhoneの緑の「メッセージ」というAppです。)
- 受信したSMSメッセージをタップして開くと、中にある英語の文章と一緒に、画像が届くので、それをタップしましょう。
- アプリケーションをダウンロードする画面に遷移するので、クラブハウスAppをダウンロードします。※すでにダウンロードしている人はAppを起動します。
- アプリをダウンロード後起動し、「Get your username」をタップします。
- 自分の電話番号を入力し、「Next」をタップします。※「+81」の後に続けて、例えば「080」であれば「80」のように0を省いたものを入力します。
- すると再びSMSメッセージに認証用のメッセージが届くので、4桁の認証番号を入力し、「next」をタップしましょう。
- 次に、Twitterと連携するか確認される「Import from Twitter」というボタンがあるので、連携する場合はタップしましょう。そうしない受動設定の場合は、「Enter my info manually」をタップします。
- 続けて、(Twitterとの連携を選択した場合)、「Clubhouse appによるアカウントへのアクセスを許可しますか?」という画面になるので、「アプリにアクセスを許可」 を選択しましょう。
- 次の画面で、フルネームを入力する画面になり、実名かニックネームかどちらかを入力しましょう。例えば、「Taro Tanaka」のような感じです。入力できたら「Next」をタップします。
- 続けて、@から始まるユーザー名を入力します。好きなものを入力して「Next」をタップしましょう。※ユーザー名は変更に制限があるので、変更しない前提で決めておきましょう。
- 次に、ユーザーアイコンを選択する画面に切り替わります。好きなアイコンを設定して、「Next」をタップします。
- 続けて、iPhoneの連絡帳との同期するか選択する画面に変わりますので、「OK」をタップしましょう。連携しないと、後で自分が他の招待をするときにできませんが、どうしてもしたくない場合は「Don't Allow」をタップしましょう。
- 次の画面で、始める前の確認画面が表示されるので問題なければ、「Looks good」をタップします。
- さらに、自分の興味があるテーマを選ぶ画面に変わります。選んだ項目に応じて、アプリ利用時におすすめされるトピックなどが変わってくるので、自分の興味領域を選択しておきましょう。もし不要であれば「Skip」を選択して問題ありません。
- 次に、関連の有りそうなユーザーがアプリから一覧でリコメンドされるので、興味があるユーザーがいれば、右側のチェックボックスをチェックして、一番下の「Follow」ボタンをタップしましょう。
- 続けて通知設定です。トークルームが開催されたりした際に通知を受けるかどうかの設定で、もし新たなテーマでトークが始まったことを知りたければ「Allow」を選択しましょう。
- 最後に、クラブハウスのアプリダッシュボード画面が表示されたら完了です(下に「Start a room」が表示されている画面です)
関連記事
- 別の方法を紹介:Clubhouseの招待枠を減らさずに招待する方法もありますのでご参照ください。
- トークルームの使い方:Clubhouseのトークルームの探し方や検索方法なども記事で解説しています。
- 収益化の方法:Clubhouseは稼げるのか?マネタイズの方法を10パターンで事例付きで解説しています。
招待の仕方に関する注意点まとめ
クラブハウス利用者の中で散見されている注意点を以下にまとめました。(2020年2/23時点の情報で、随時更新しています。)
- トークルームを使う上での発言内容やハラスメント行為などが問題になるケースが頻発しているので、注意しましょう。
- Twitterと連携している場合、そのTwitter匿名アカウントのアイコンで、知り合いがリコメンドリストに出てきます。そのため、匿名のTwitterアカウントが知人にバレるという事象が多発しています。
- アカウントを売買したり、利用規約に違反したユーザーがアカウントをストップされるという話があります。そして、そのアカウントをストップされた違反ユーザーの知り合いも、連動してアカウントを止められるという可能性があると言います。信頼できる招待者であるか注意しましょう。
- 一日にフォローできる人数は、300人ほどですので、この制限に注意しておきましょう。
- 招待枠を減らさないで招待する方法もありますが、相手が信頼できる人であることを事前に十分確認しておきましょう。
上記のような問題があることは、クラブハウスのコミュニティ・ガイドラインなどを参考に事前理解しておきましょう。
招待のやり方でよくある質問(Q&A)
Q1:クラブハウスの招待枠はどれくらいありますか?
A1:クラブハウスに参加した時点では、2名の招待枠があります。しかし、フォロワーが増えると、増えるごとにその招待枠も増えていきます。
Q2:クラブハウスには誰でも参加できますか?
A2:クラブハウスには登録している人から招待されるか、参加事前登録をして参加承認されるか、という2パターンがあります。基本的には電話番号を持っているすべての人が始められます。
Q3:クラブハウスは無料ですか?
A3:完全に無料です。
Q4:クラブハウスに参加するための条件は何ですか?
A4:電話番号を持っていること、iPhoneユーザーであること、の2つです。Twitterアカウントの連携はオプション機能なので、持っている必要はありません。
Q5:クラブハウスは安全に使えますか?
A5:セキュリティ上の問題はまったくありません。クラブハウスのアプリには、ウィルスやマルウェア、その他の問題は心配ありません。クラブハウスにはボイスチャットの録音や保存機能がないため、こういったリスクは心配ないでしょう。ただし、不快な発言によるトラブルや、コミュニケーション上の問題は十分に配慮することが大事です。
以上、クラブハウスの解説でした。
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