- ITマーケティングとはどのような意味なのでしょうか?
- ITマーケティングの企業や年収はどのくらいですか?
今回はこのような疑問に答えていきます。
ITマーケティングについて知りたい人
記事を見ている方は、『ITマーケティングについて知りたい人』や『2023年以降、これからIT業界に就職しようとしているか興味がある人』かと思いますので、そのような方に向けて記事を書いています。
早速見ていきましょう。
ITマーケティングとは?(インターネットマーケティング)
ITマーケティングを理解することは、Web戦略を立てる上で非常に重要です。まずは定義から見ていきましょう。
インターネットとリアル
まず初めに、『ITマーケティングとは、インターネットを使ったマーケティング全般のこと』を指します。デジタルマーケティングとも言われますが、これはWebやITマーケティングよりももっと広い概念です。
一般的に使われている通常のマーケティングと、インターネットを使っているマーケティングで次のように大別することができます。
- 通常のマーケティング:企業のターゲットとする顧客が求めている商品やサービスを届けられるように、その情報や価値を伝えていく活動全般のこと。Webと比較されるリアルマーケティングもこの中に含まれる。
- インターネットマーケティング:Webマーケティング、ネットマーケティング、オンラインマーケティングのように、インターネットを使ったプロモーションマーケティングのこと。
簡単にいうと、同じマーケティングでも、『インターネットを通じたマーケティングかどうかの違い』ということです。
ITマーケティングはGoogleサービス圏を重視する
昨今はGoogleやYahoo!など、検索エンジンを使って情報を探索するのが消費者行動の一般的なルートになっているため、そのようなユーザーの行動ステップに応じてマーケティングアプローチも段階的に変わっています。
例えば、検索エンジン最適化(SEOマーケティング)や、デジタル広告(インターネット広告)、ランディングページ最適化(LPO)といった、検索したユーザーが辿る経路に応じてマーケティング手法を使い分けて企業はWeb戦略をとっているということです。
もし上記の用語を知らない場合は、Webマーケティング用語集をまずは確認してください。
ITマーケティングの企業や年収はどのくらい?
世界的なITマーケティングのスタートアップ
ITマーケティングの企業は日本だけでなく世界的な企業もたくさんあります。
- Apple/アメリカ
- サムスン/韓国
- Facebook/アメリカ
- Google(グーグル)/アメリカ
4社の時価総額が500兆円を超えると言われる、いわゆるGAFAと呼ばれる企業ですが、インターネットを使ったITマーケティング企業です。
それでは、日本の場合はどうでしょうか。
日本のITマーケティング企業
- 楽天/Eコマース
- ソフトバンク/通信
- サイバーエージェント/デジタルエージェンシー
- 富士通/システムインテグレーター(SIer)
- 日本マイクロソフト/ソフトウェア
上記のように、IT企業は様々ありますし、これらは全てITマーケティング企業でもあります。
IT企業はITマーケティング企業でもある
つまり、IT企業は、ITを使ったビジネスをしている以上、ITマーケティングを戦略として実行する必要があるため、全てITマーケティング企業でもあるということです。
ITマーケティングという用語自体は、「IT」と「マーケティング」を組み合わせたものではあります。
しかし、マーケティングは全企業で共通して必要な企業の仕組みや戦略でもあるので、IT業界の企業であればITマーケティングは必須になるのは当然のことですよね。
ITマーケティング企業の平均年収は?
上場企業と非上場企業別の平均年収
ITマーケティング企業に興味があり、今後この業界に就職や転職を考えている方は気になるのが「平均年収」かと思います。
年収はそれぞれの企業の大きさや年齢によっても異なりますので、今回は<上場企業/非上場企業>で、尚且つ「年齢別」でまとめました。
<ITマーケティングの上場企業>
20〜29代:300〜500万円
30〜39代:500〜800万円
40〜49代:600〜1000万円
<ITマーケティングの非上場企業>
20〜29代:250〜400万円
30〜39代:400〜600万円
40〜49代:500〜800万円
参照:平均年収が高いトップ500ランキングを基に作成
ITマーケティング企業は年収のバラツキが大きい業界
またITマーケティング企業は、年収のバラツキが大きい業界でもあります。
ITマーケティング業界と言っても、そのシステムやソフトウェア、ツールを扱うのか、それともコンサルティングやマーケティング自体を専門とするかなどによって職種が大きく異なるためです。
上図のように、IT企業の職種別に給与水準が異なるということが分かります。
自分がどの職種に就こうと考えているかによって、その職種での年収を細かく見ていくことをオススメします。
まとめ:ITマーケティング企業はIT企業とほぼ同じ意味
ITマーケティング企業はあまり一般的な表現ではないですが、いわゆるIT企業と同義であると考えていいと思います。
また、IT企業はその企業のビジネスが上流〜下流のどの工程にいる企業なのかや、職種によって年収が異なります。
もしITマーケティング企業に就職や転職を考えている方は、ITマーケティング企業と一括りにせずに、業種と職種を細かく見ていくのが良いですね。
Webマーケティングの未来予測
Webマーケティングの仕事はなくなるのですか?Webマーケティングの将来性と未来を予測しました。Webマーケが今後どういう面白い世界に変わっていくか、一緒に考えてみませんか?