WordPressに入れたほうが良いプラグインは、結局のところ何でしょうか?絶対に入れたほうが良いプラグインを教えて下さい。今回はこのような読者の方のために、WordPressに追加するべき2023年で最良のプラグインを21個厳選しました。
WordPressプラグインには、無料から有料のものを含めると数千種類もあります。そのため、自分のブログやWebサイトに最適なプラグインはどれなのかを、自分だけの判断で選ぶのはかなり難しいということです。
多くの読者の方が気になることは、最適なWordPressプラグインは最終的にどれであるかということだと思います。私はSEOに関する知見や今までのWebマーケティングのコンサルティングの経験や、多くのサイトでおすすめされている数百のプラグインをリサーチした結果を元に、本記事を書きました。
最良のWordPressプラグインを揃えていれば、より良い記事を書いたり、ブログを書くこと自体を効率的にできるようになります。本記事では、WordPressで絶対に入れるべきプラグイン21選を決定版としてご紹介します。
WordPressで絶対に入れるべき必須プラグイン21選【決定版】
はじめにお伝えすると、WordPressに入れるべきプラグインをご紹介しますが、入れすぎないことに注意しましょう。
プラグインを入れすぎると、サイト表示が遅くなったり、プラグイン同士の不具合などが起きやすくなります。数は10〜20個、多くても20個前後には抑えることをおすすめします。
また、本記事で選定しているプラグインでも、自分のサイトには不要であると思ったら、入れないという判断も必要です。しかし、本記事のプラグイン21選は、本当にいれるべきであると自信を持って言えるものであることも改めてお伝えしておきます。
1:ALL in One SEO Pack(SEO対策のオールインワン)
ブログやWebサイトをより多くの人に見てもらいたいと考える、WordPressブログを始めた全ての人に必要なプラグインです。All in One SEO packは、SEO対策のために必要なほぼすべての機能を盛り込んだ、まさにオールインワンなSEO最適化プラグインです。
ALL in One SEO Packには、主に以下のような機能があります。
- indexやnoindexの設定
- Google検索エンジンに対応したキーワードへのタイトル自動最適化機能
- XMLサイトマップに対応
- 画像XMLサイトマップによる画像SEO最適化
- RSSサイトマップ
- AMP(Accelerated Mobile Pages)への対応
- GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールとの連携
- Schema.org構造化マークアップへの対応
- カスタム投稿タイプのSEO対策
- メタタグの自動生成
ALL in One SEO Packは2007年から提供開始され、累計6500万回もダウンロードされた殿堂入りのSEO対策プラグインです。当ブログも当然導入していて、SEO対策にはこれ一つで良いと思えるくらい機能が充実しています。
SEO対策だけでなく、分析に必要なGoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールへの連携などにも対応しているので非常に使い勝手が良いのが特徴です。
レビューも1,000件以上ある中で評価5の中で4.5以上を10年以上の間維持していています。また有名ブロガーであるマナブログのマナブさんも推奨しているプラグインです。迷わずすぐにプラグイン追加するべき、最も重要なツールの一つです。
類似のSEO対策プラグイン:Yoast SEO
2:Akismet(スパム保護)
自分の記事やコンテンツに悪意のあるコメントがあったら...。これは誰もが防ぎたいと思うことでしょう。Akismetは、サイトへのコメントを常にチェックして、フォーム送信内容にスパムなどの悪意のあるコンテンツが公開されるのを未然に防いでくれるプラグインです。
Akismetには、主に以下のような機能があります。
- コメントのスパム・非スパムでの判定管理機能。
- 曖昧なリンクを明らかにするための、コメントの本文へのURL表示機能
- 自動的なコメントチェックとスパムフィルター機能
- 無駄なスペースを省きサイトスピードを保つため、スパムブロックや削除する機能
- WordPress各ユーザーの承認コメント確認機能
このプラグインも累計500万回以上インストールされた、有名なスパム防止プラグインです。多くの開発者によって開発されたサービスで、多くのユーザーへの導入実績があります。
レビューも1000件近い中で、4.5の評価を出している信頼のあるプラグインとなっています。
使いやすさやスパムが実際に来ていないかを随時チェックすることができるので、サイトの評判や良質なコンテンツを維持するためには必須のプラグインです。
類似のスパム防止プラグイン:Disable Comments
3:Contact Form 7(問い合わせフォーム生成)
「あなたのブログやWebサイトについて質問したいことがあります!」。このようなユーザーからの問い合わせに対応するために、連絡用のフォームを用意することが必要です。Contact Form 7は、お問い合わせページを自動で作成するためのユーザーファーストなプラグインです。
Contact Form 7には、主に以下のような機能があります。
- 複数の連絡用フォームを管理
- 問い合わせ専用のフォームを自動生成する機能
- フォームやメールを柔軟にカスタマイズできる機能
- その他AkismetスパムフィルタやAjaxによるフォームなど特殊なフォーマットにも対応
Contact Form 7は、数分もあれば誰でも簡単に問い合わせフォームを作成できるツールです。テキストや数値入力、チェックボックスやクイズ形式など、様々なフォーマットにアレンジすることができます。送信ボタンなどのデザインも柔軟にカスタマイズできるのも大きなメリットです。
また前項のAkismetによるスパムフィルタへの対応や、禁止用語へのブラックリスト対応もできるなど、メッセージフィルタ機能も充実しているので安心です。
類似の問い合わせフォームプラグイン:MW WP Form
4:WordPress Popular Posts(人気記事欄を作成)
初めてブログ記事やWebサイトに来てくれた人に、まずは自分のとっておきの記事を見てもらいたいと思いませんか?WordPress Popular Postsというプラグインを使えば、ブログのサイドバー箇所に人気記事の一覧を設定することができます。
記事を一覧で表示できるプラグインの中でも、人気のある記事をより魅力的に見せることに特化したプラグインです。
WordPress Popular Postsには、主に以下のような機能があります。
- 人気記事の外観などを独自にかつ柔軟にカスタマイズ
- 異なる人気記事ウィジェットを同時に使うマルチウィジェット機能
- 過去の時間を限定して、特定の時間範囲内での人気投稿を一覧表示する機能
- 投稿やページ以外のものを表示できるカスタム投稿
- 投稿のサムネイルを表示する機能
- 人気のある投稿や記事を、コメントやビュー、1日あたりの平均ビューなどで並び替え
- 複数のウィジェットテーマから選択可能
- 人気のある投稿に対するキャッシュ機能
人気のある記事をブログに設置すれば、ユーザーがサイトに訪れた際に迷わずその記事を見に行くことができ、自分のブログのファンになってくれる可能性があります。
ブログ運営ではリピートユーザーをいかに増やすかということが重要なので、あまり手をかけていなかった新着記事だけ見られるよりも、最も人気のある記事を一番に知ってもらうことがベストでしょう。
類似の投稿ウィジェット管理プラグイン:Widget Logic
5:Google XML Sitemaps(サイトマップの作成)
Google検索エンジンに、自分のサイトをしっかりと見つけてもらいたいですか?Google XML Sitemapsでは、Google検索エンジンのクローラが、ブログやWebサイトの構造を明確に理解するために必要な、XMLサイトマップを作成できます。
Google検索エンジンでは、GoogleのクローラロボットがブログやWebサイトがあることを発見して、インデックス登録という登録をして初めて自分のサイトが検索結果画面に表示されるようになります。このように発見されることを助けてくれるのが、このGoogle XML Sitemapsというプラグインです。
Google XML Sitemapsには、主に以下のような機能があります。
- XMLサイトマップ自動生成機能
- コードやPHPスキル無しでのサイトマップ作成が可能
- 多言語対応
- Pingを使った変更通知機能
- 日ごとや週ごとなどサイトマップ送信頻度の調整
- 投稿やカテゴリ、固定ページの優先度の振り分け
主に上記の機能の他にも、サイトマップ作成のための機能がほぼ全て備わっています。
またリリースされてから9年以上提供されているプラグインで、累計200万回以上インストールされ、こちらの評価レビューも数千件ありかつ4.5以上の高評価になっています。
更新も定期的にアップデートされ、サポートのサイトも充実しています。また困った時にはFAQを見たり、多くのユーザーによる使い方のガイドがWeb上でたくさん見つけることができるので、設定方法を調べることに関しても安心です。
類似のサイトマッププラグイン:All in One SEO packの拡張機能でもXMLサイトマップを作成できる。
6:Broken Link Checker(リンク切れチェック)
ブログ記事やWebサイトのURLでは、リンク切れがないかを常にチェックする必要があります。Broken Link Checkerでは、サイト内の内部リンクや外部リンク切れがないかをチェックする事ができます。
Broken Link Checkerには、主に以下のような機能があります。
- 投稿ページや固定ページ、画像リンクなどの外部リンクと内部リンクを定期的にチェックする機能
- リンク切れや表示できない画像、リダイレクトなど複数のチェック機能
- ダッシュボードとメールでの通知機能
- Google検索エンジンによるリンクエラー検知を防ぐ機能
- エラーリンクの編集や再確認する機能
- オプション機能で投稿を表示する際のリンクエラープレビュー機能
- リンクの種類をフィルタする機能
- オプション機能で追加設定できるカスタムフィールドチェック機能
リンク切れを起こしているページが有ると、SEO対策の点で大きな問題です。リンク切れページは、ユーザーにとって適切でないページを表示しているため、ユーザーからの自分のブログやサイトへの評価を下げる要因になるからです。
また、実際にはリンク切れや404などのページはSEOに直接的には影響ないという意見があります。しかし、ページが表示されていない投稿がある事自体が、本来良質なコンテンツを載せられたのにできないという機会損失に繋がります。
定期的にリンク切れをチェックするのは、人力ではなく自動チェックツールに任せましょう。
類似のリンク切れチェック:オンライン版のBroken Link Checker
7:SiteGuard WP Plugin(ブログセキュリティ対策)
自分のサイトにもし不正にログインされたらと思うと夜も眠れませんよね。しかし、SiteGuard WP Pluginがあれば、こういった不正ログインやパスワードリスト攻撃などの外部からの攻撃を防ぐことができます。
SiteGuard WP Pluginには、主に以下のような機能があります。
- ログインの名前を変更する機能
- 管理ページ用のIPアドレスフィルター機能
- CAPTCHA機能(ひらがなや英数字を設定して脆弱性を軽減する)
- ログイン失敗による自動ロック機能
- ログインアラート機能
SiteGuardWPプラグインは、セキュリティプラグインとしては最も有名なツールの一つです。
もし自分のサイトのセキュリティ対策をしたいと考えているなら、このツール一つあれば安心です。
類似のセキュリティ対策プラグイン:All In One WP Security & Firewall
8:BackWPup(ブログバックアップ)
災害時やサーバーの異常などでデータが無くなってしまうことに備えましょう。BackWPupは、こういった万が一の障害やトラブルによって自分のサイトデータが消失してしまうことを防ぐ、バックアップ用のプラグインです。
BackWPupには、主に以下のような機能があります。
- データベースをバックアップ
- データベースの最適化機能
- データベースの検証と修復
- ログとバックアップのメール通知
- インストールされたプラグインデータのファイル生成
- XMLサイトマップのエクスポート
- zipやtar、tar、gz形式でのバックアップ対応
- バックアップをディレクトリに保存
- バックアップをFTPサーバーに保存
- バックアップをDropboxに保存
- プロ版では、バックアップをGoogle DriveやOneDriveなどにも保存
特に、サーバー移行や、ドメイン移管などで、WordPressデータを他のサービスプロバイダーへ移す作業が発生することがあります。このようなデータを扱うときに、データ破損や消失を防ぐことはとても重要です。
いつでも自分の大切なサイトのデータを復元できるように、このツールを導入しておきましょう。
類似のバックアップ用プラグイン:All in One SEO packの拡張プラグインであるAll-in-One WP Migrationでもバックアップの作成ができる。
9:EWWW Image Optimizer(画像最適化)
ブログ記事やサイトのコンテンツに容量の重たい画像が多くあることは問題です。画像サイズが大きすぎる物が多いページは、読み込み速度が遅くなり、ユーザーがページを表示するときに遅延する大きな原因になるからです。EWWW Image Optimizerは、画像サイズを自動で圧縮してくれるツールです。
EWWW Image Optimizerには、主に以下のような機能があります。
- ファイルサイズは無制限に対応
- 画像最適化の高速処理
- アップデートした画像の自動最適化機能
- JPG、PNG、PDFファイルなど様々なタイプの圧縮に対応
- サイト上の画像ほぼ全てに最適化対応
- 質問に対するサポート対応あり
- 無料の画像バックアップ機能(30日間)
- 最適化の際の通信はSSLによる保護
GoogleのSEOに関する公式の見解でも、画像を最適化することがSEOに大切であるという明言があります。
画像を個々に圧縮したり、アップロードする前に一括で最適化するなどの作業もできますが、多くの場合面倒です。アップロードするたびに自動で最適化されるこの便利なプラグインを使わない手はないでしょう。
類似の画像最適化プラグイン:Compress JPEG & PNG images
10:a3 Lazy Load(遅延読み込みによる高速化)
サイトのページ読み込み速度を早くしたい...。このようなニーズに応えられる最適なプラグインツールが、a3 Lazy Loadです。遅延読み込みとは、ページの読み込み時に、重要でないコンテンツを遅れて読み込ませる方法です。このプラグインを使えば、簡単なセットアップで遅延読み込みに最適化して、読み込み速度を高速化することができます。
a3 Lazy Loadには、主に以下のような機能があります。
- 最新のWordPressに互換性あり
- 画像の遅延読み込み設定を自由に切り替え
- 横スクロールの画像遅延読み込み
- 動画の遅延読み込みにも対応
- 特殊な埋込み型コンテンツにも対応
- AMPにも対応
サイト読み込み遅延に対する高速化のプラグインは他にも多くありますが、しっかりと更新対応されていて最新のWordPressバージョンに対応しているため、中でも最もおすすめのプラグインです。
前項の画像最適化のプラグインと合わせれば、これ異常ないくらい高速でページを表示することができますので、一緒に導入してしまうことをおすすめします。
類似の遅延読み込みプラグイン:BJ Lazy Load
11:Classic Editor(旧エディターへ戻す)
Classic Editorというプラグインは、WordPress5.0のバージョンから標準の新エディターであるブロックエディター(Gutenberg)から、従来のクラシックエディターに戻すためのプラグインです。
今のWordPressでブログ記事を書いていく方法として、ノーコード(コーディングやプログラミング知識不要)で感覚的に使えるブロックエディターが主流です。しかし、旧来のコーディングに近いエディターであるClassicEditorの方が、細かいカスタマイズや少し複雑な編集ができて便利なため、戻したいという方は導入しましょう。
Classic Editorには、主に以下のような機能があります。
- 従来のClassicEditorの機能のほぼ全て
- すべてのユーザーでClassicEditorの使用する設定を選択
- 新ブロックエディターを非表示
- 新ブロックエディターとの切り替え
クラシックエディターは個人によって好みが分かれるので、もしもこちらの方が使いやすいという方はプラグインを導入して元のバージョンのように戻しましょう。
しかし、WordPressはクラシックエディターのサポートを2021年12月31日に終了したので、クラシックエディターとブロックエディターの両方を使いながら、徐々にブロックエディターをメインに切り替えていくことをおすすめします。
類似のプラグイン:クラシックエディタープラグインのみ
12:Advanced Editor Tools(エディターを使いやすくする)
ブロックエディターに切り替える準備がまだできていない、でもクラシックエディターはなるべく使わないようにしたい...。このような方には、Advanced Editor Tools(旧TinyMCE Advanced)が最適なプラグインです。Advanced Editor Toolsを使えば、ブロックエディターでクラシックエディター風の編集が可能になります。
Advanced Editor Toolsには、主に以下のような機能があります。
- 標準のブロックエディターの段落とクラシック形式の併用
- ブロックエディター上でのクラシックブロック標準設定
- ブロックからクラシックへの変換とその逆も対応可能
- クラシックエディターでのテーブル作成と編集
- クラシックエディターでのリスト挿入機能
- クラシックエディターでのフォントやフォントサイズ設定機能
- フォーマットのクリア機能
ブロックエディターに完全に切り替えようとすると、従来のクラシックエディターで使えた機能が使えないなど不都合がある場合があります。そのようなときに、このプラグインを使えば両者のメリットを活かして記事編集ができるので、とても便利です。
類似のエディター機能追加プラグイン:CKEditor for WordPress
13:Ad Inserter(広告配置カスタマイズ)
ブログやWebサイトに広告を配置して収益化を検討しているなら、Ad Inserterは必須のプラグインです。最適な位置に広告コードを挿入するなど、自分の好きな配置で広告を設置できるようにするプラグインです。
Ad Inserterには、主に以下のような機能があります。
- GoogleAdsense対応
- Googleアドマネージャー対応
- Amazonショッピング広告対応
- Media.net対応
- 回転バナー対応
- CSSエディターでのプレビュー機能
- 投稿、段落、画像、コメント、ヘッダー、フッターなど様々なコンテンツの前後に挿入可能
- 広告ローテーション機能
- Adcanced Editor Tools(旧TinyMCEエディター)でのリッチメディア広告作成
WordPressサイトにAdSenseをリンクする方法は他にもいくつかありますが、このAd InserterプラグインはAdsense公式ヘルプやAmazonでも公式に紹介されているプラグインです。互換性があることはもちろん、最適な配置に柔軟にカスタマイズできるとユーザーに受け入れられていることが、評価レビューほぼ5であることから分かるでしょう。
類似の広告配置変更プラグイン:Insert Headers and Footers
14:AddQuicktag(クイックタグ)
エディターを使っている中で頻繁に使うショートコードなどが、数クリックでいつも使えたら良いですよね。AddQuicktagであれば、HTML・ビジュアルエディターにクイックタグを追加して、いつも使うコードを手軽に使えるようにストックすることができます。
AddQuicktagには、主に以下のような機能があります。
- HTMLエディターとビジュアルエディターにクイックタグを追加
- 吹き出しなど任意のショートコードをクイックタグに追加可能
- CTA(コールトゥーアクション)ボタンなども追加可能
- Json形式でのショートコード一括インポート・エクスポート機能
ブログ記事を書いている中で頻出のコードを、クイックに引き出すことができるという優れたエディター用プラグインです。
会話風吹き出しコードなど、毎回作成するのが大変なコードも楽に追加することができるので、記事編集効率化に最適なプラグインです。
類似のタグ追加プラグイン:Simple Tags
15:Table of Contents Plus(目次を自動で作る)
ほとんどの記事にある目次を毎回手動で作っていませんか?Table of Contents Plusというプラグインを使えば、目次を自動で作って記事内に表示することができます。
Table of Contents Plusには、主に以下のような機能があります。
- 長い記事や投稿でも目次を簡単に自動作成
- サイトマップ作成
- 目次の表示形式を自由にカスタマイズ
- 表示幅や見出しの階層なども自由に変更
- 表示の見出しレベルを微調整
- 様々な追加ショートコードによる目次非表示などカスタマイズ
目次の自動生成や、目次自体の表示形式を自由にカスタマイズできる、柔軟なプラグインです。
このプラグインの唯一の問題は、最近のWordPressのバージョンに対するテストがされていないことです。WordPressの最新バージョンに対応しているか検証できませんが、私の最新環境では十分に機能していました。
類似の目次作成プラグイン:Easy Table of Contents
16:Yoast Duplicate Post(投稿の複製コピー)
ブログを書いていく上で重要なことの一つに、いかに効率的に記事を書き上げるかということがあります。Yoast Duplicate Postを使えば、一度書いたブログ記事を複製することができます。
Yoast Duplicate Postには、主に以下のような機能があります。
- 投稿や記事を複製
- 複製した記事をそのまま下書きとして新規作成
- テンプレートに追加してクイックアクセスする機能
記事を複製することのメリットは、一度書いた記事に近い構成でクイックに記事執筆を始められることや、テンプレートに追加することでいくつかの記事構成案をストックしておくことができることです。自分の用意した記事の構成案がいつでもコピーして利用することができれば、良質な記事作成の助けになるでしょう。
類似の記事複製プラグイン:Duplicate Page
17:WP Social Bookmarking Light(SNSボタンを追加)
ブログをもっと多くの人に知ってもらうきっかけとして、TwitterやFacebookなどのSNSは今の時代に欠かせません。WP Social Bookmarking Lightを使えば、手軽に自分のサイトにSNSリンクなどのソーシャルボタンを簡単に追加することができます。
WP Social Bookmarking Lightには、以下が主に追加できるSNSリストです。
- Facebookのいいねボタン
- Facebookの共有ボタン
- Facebookの送信ボタン
- はてな
- Tumblr
- Googleブックマーク
- Google+
- Instapaper
- mixi
- GREE
上記を含めた様々なソーシャルメディアの共有リンクボタンを記事に設置することができます。
良かった記事をユーザーに共有してもらうことで、より多くの人に見てもらえるようにしましょう。
類似のソーシャルリンク追加プラグイン:AddToAny Share Buttons
18:Slimstat Analytics(WordPress用分析ツール)
Slimstat Analyticsは、WordPressのためのウェブ解析プラグインです。代表的なWeb解析ツールであるGoogleアナリティクスをWordPressに設定しないのであれば、このプラグインさえあれば十分な分析ができます。
Slimstat Analyticsには、主に以下のような機能があります。
- ページイベントのトラッキングや直帰率データのリアルタイムアクセスログ
- レポートのウィジェットや投稿ページ内への追加
- IPアドレス、管理ページ、アクセス元の国など様々な条件でのフィルター機能
- データのExcel形式エクスポート機能
- 多くのキャッシュ系プラグインと互換性あり
- プライバシー保護機能
- ジオロケーション機能
- GDPRへの準拠
自分のサイトにやってきた見込み顧客が、新規ユーザーなのかリピート顧客であるか、またどのブラウザやOSを通じて訪問してきたのかなど、細かな情報はサイト改善に有益なものです。Web集客を本気で考えているのであれば、このプラグインのようなWebマーケティング用の分析ツールを導入することはほぼ必須と考えていいでしょう。
Googleアナリティクスに見劣りしないほど綺麗なダッシュボードで、サイト内のユーザートラフィックを可視化することができます。
類似の分析用プラグイン:count-per-day
19:WP Fastest Cache(キャッシュ最適化)
サイトスピードを改善するための、少しテクニカルですが効果的な方法があります。WP Fastest Cacheを使えば、蓄積されていくキャッシュを最適化することで、読み込みを早めてくれます。
WP Fastest Cacheには、主に以下のような機能があります。
- 投稿やページ公開時のキャッシュファイル削除
- 全てのキャッシュを削除する機能
- 縮小化されたCSSやjsファイルの削除
- キャッシュの時間経過による自動削除機能
- モバイルでのオプション管理
- SSL、CDN、Cloudflareのサポート
- Mod_Rewriteという高速化する技術
上記の中で複雑な機能を十分に理解する必要はありません。このプラグインを導入して簡単な設定をするだけで、読み込み時間が高速化することをすぐに実感できるでしょう。
類似のキャッシュクリアプラグイン:WP Super Cache
20:WP Multibyte Patch(WordPressの日本語への対応)
WordPressは元々英語用に作られているソフトウェアだとご存知ですか?WP Multibyte Patchは、日本語に対応しきれていない部分を補ってくれるプラグインです。
WP Multibyte Patchには、主に以下のような機能があります。
- 投稿抜粋時に抜粋の文字数が日本語で変更されるのを補助
- 文字列カウント方式の設定
- 検索時に全角スペースのご認識を防止
- メール送信時のエンコーディングを選択可能
- トラックバックを受信
- テーマのWebフォント無効化
英語標準のソフトウェアだからこそ起こりうる不具合があります。日本語で問題なく使っていきたいなら、万が一のためにもこのプラグインは必ず導入しておきましょう。
類似の言語対応プラグイン:Bogo
21:WooCommerce(Eコマース対応)
WooCommerceは、商品ページで商品を魅力的に紹介したり、オンラインショッピング用のサイトには欠かせないプラグインです。WordPressでECサイトを構築しようと考えている方は、ほぼ必須と言っていい拡張機能です。
その他の商品紹介に適したおすすめプラグインもある中で、このWooCommerceは世界中のEコマースサイトで最も使われているスタンダードなプラグインです。
WooCommerceには以下のような機能があります。
- 数百以上のEコマースに特化した拡張カスタマイズ機能
- ブランドや業種に合わせたテンプレートテーマ
- 物理的な商品やデジタルコンテンツ両方に対応した機能
- 商品検索SEOにも強力に対応
- 支払い決済や配送オプションに柔軟に対応
- グローバルでのサポートコミュニティ
完璧なネットストアから簡易的な商品紹介アフィリエイトサイトまで対応できます。
類似の商品ページ用プラグイン:Welcart
ここまでで、決定版とも言える、WordPressで絶対に入れるべきプラグイン21選をご紹介しました。ブログを始める時には知らなかった魅力的なプラグインの数々だったかと思います。
これら全てを追加する必要はありません。厳選した21個はすべて、標準のWordPressにないものを補ってくれる本当に良いものを集めましたが、必要かどうかは個々人のニーズによって異なります。
最良のプラグインを入れたら、WordPressテーマにもこだわって変えてみたり、もしも収益化を検討しているなら初心者でもできるアフィリエイトの始め方に挑戦してみてください!