ブログ作成のおすすめサービスやサイトは何ですか?ブログを始めるならどこがおすすめですか?このような疑問から、ブログ作成の無料の人気サービスを教えて下さいといった相談まで多くいただきます。読者の方の多くは、ブログを作成するにあたって、どのブログサービスやサイトにするべきか迷って悩んでいるのではないかと思います。
本記事では、ブログ作成のおすすめの無料のサービスやサイトをご紹介します。また、初心者向けのブログ作成の方法や、ブログ作成にプログラミングやHTMLのスキルが必要なのか、ブログ作成の費用やブログ作成を外注で依頼する方法なども説明していきます。
この記事を読めば、自分の目的や利用用途にあったブログサービスやサイトでブログ作成ができるようになると思うので、最後まで見てみてくださいね。
2023年ブログ作成におすすめ!人気の無料ブログサービス10選
2023年にブログを始めるならどこがいいですか?早速人気のおすすめ無料ブログ開設サービス・サイトをご紹介していきましょう。
ブログ作成はほとんどのサービスで無料で作ることができますが、その利用目的や用途によって選ぶ必要があります。無料ブログは、活用目的が雑記ブログや日記としてでもおすすめできますし、まずはお試しなどでも良いです。
ブログを作るにあたって初めに意識しておくべきことは、その初めやすさです。特に初心者の方がブログ作成をするときには、どれだけ簡単に始めることができるかを調べて、また書き始めるまでに簡単なセットアップがあり難しい設定が不要のものを選ぶべきです。本記事で紹介するものは、すべて初期設定やクイックスタートができるようなブログサービスを選出しています。
ブログ作成サービスを選ぶ時の基準としては、無料で使える機能やデザイン性、ドメイン、広告収入という点で見ていくことが重要です。また、ブログ作成で選ぶ時にはその将来性にも注目すべきです。
- 価格: 無料で始められる一方で、機能のオプション追加にはどれくらいの金額がかかるかを事前に把握しておきましょう。初めに無料でブログを作れるようなブログサービスでも、後から追加課金がある場合がほとんどです。自分が初めから欲しい機能は無料で使えるのかを事前に確認しておきましょう。
- 目的:雑記や日記ブログなのか、集客や収入性や何となく稼ぐことまで考えているのか。無料ブログは日記や雑記におすすめですが、もし稼ぐのであればそもそも無料ブログは向いていないということです。その理由は、無料ブログサービスには広告を個人が自由に貼れないためです。
- 初心者の使いやすさ: 初心者でも簡単にブログを作れるサービスを選びましょう。ご紹介するブログは、すべて簡単にブログを作成できるプラットフォームばかりで、アカウント登録などのほんの数分で、自分のブログを作ることができます。
- 機能面とデザイン性: 機能面とデザイン性はどのブログサービスでブログを作るかで大きく異なっていきます。特に、収入を得ることやドメインというブログの住所のようなものを取得する場合など、追加でお金を使う必要があることが多いです。
- 広告収入: 無料のブログサービスでブログ作成をする場合は、広告収入が柔軟にできるかを見ましょう。無料ブログサービスの多くは、ブログサービスを運営する側が広告を出しているため、広告を利用者が勝手に出すことは制限している場合がほとんどです。始める時にまだ全く広告収入や収益化を考えていなくても、広告収入のオプションがあるのかはしっかりチェックしておくことをおすすめします。
作ったブログやWebサイトは、今後大きく成長した時に、どれくらいのキャパシティがあるか、また収入を得るためのオプション機能などがあるかを見ていくことが大切だからです。
もしも間違った選択をしてしまうと、後から有料ブログに切り替える必要が出てきたり、オプション機能で課金が必要になるなど、無料で始めても結局損をしてしまうこともあるということを念頭に置いておきましょう。
これから紹介するブログ作成のおすすめサービスとサイトの選定基準は、ほとんどが無料で使えるもので、機能やデザイン性、収入を増やすためのオプションも充実しているものを、海外を含む50種類ほどのブログサービスの中から選定しています。それでは見ていきましょう。
1. はてなブログ
無料ブログ作成サービスで有名なはてなブログ(HatenaBlog)です。無料でブログを作りたい多くのブロガーに使われているサービスで、その知名度や特徴的なペンのロゴは、誰もが見覚えがあるのではないでしょうか。
2011年からサービスを開始している古いサービスで、個人のブログから企業のWebサイトまで、様々な用途で使われています。Webページ版のはてなブログだけでなく、iOSやAndroid版も提供しており、Pro版の場合の利用オプションも豊富にあります。
はてなブックマークという独自のシェア機能もあり、記事を共有することで新規の読者に自分のブログを宣伝したり、より多くの人に知ってもらうための機能もたくさんあります。
メリット
- はてなブログは有名なため、多くのブロガーや読者からの知名度やブランド力があります。
- 始めるためのチュートリアルや、ブログを使うためのアカデミーや使い方講座の学習コースなどが充実していて、ブログとは?ということから、記事を書いて、どのように多くの読者に観てもらうかというようなことまで、ステップごとに親切に解説してくれています。
- 書くための編集機能が豊富でとにかく書きやすく、ボタン操作で写真や画像、動画など様々なコンテンツをアップロードして編集することができます。
- デザイン性もシンプルで、カスタマイズも可能です。「関連記事」や「最新記事」など、ブログの中でも主要な配置機能も揃っているので、これが無料で良いのか、と思うくらいデザイン性のカスタマイズはできます。
- スマホやタブレットでの操作も可能なので、パソコンでのWeb上でのブログ執筆以外にも、出先や旅行先でのブログ編集もできるというのが良いところです。
- Amazonアフィリエイト(アソシエイト)や楽天アフィリエイト、iTunesアフィリエイトなどアフィリエイト広告も設定できるため、収入を得ることや収益化も検討することができます。
- Pro版の場合、目障りな広告を非表示にしたり、独自ドメイン(自分専用のドメイン)を取得したり、10個までの複数のブログアカウントを所有することができるなどのプランも用意されています。
デメリット
- データ容量が月に300MBしか利用することができないため、写真や画像などのアップロードに制限がある。これは有料版で3GBへ解放することもできます。
- 過去の履歴として、ブログ投稿を5記事しか保存することができないため、記事を誤って消した場合などのバックアップが弱いです。
2. WordPress
WordPressは、ブログ作成用としてやWebサイト開設用として使われる、世界中で最も人気のあるブログ作成ツールです。全世界の約30%以上のユーザーが、WordPressを使ってブログやWebサイトを作っていて、誰もが知っている有名なブログサービスです。
WordPressというサービス自体は無料なのですが、WordPressを作るのは有料です。WordPressを始めるための、自分のドメインやサーバーを持つ必要があり、それにお金がかかるからです。多くの無料ブログとの最大の違いは、ブログを自分のものとして持つことができるということ。アフィリエイトなど広告も自由に貼ることができるので、収益化を考えている人には最もおすすめのブログサービスです。詳しくは、無料ブログとWordPressブログのどっちがおすすめかという記事もご参照ください。
無料ブログでは、あくまでもご自身のブログサイトは無料ブログサービスにぶら下がる存在で、自分の持ち物にはなりません。しかし、Wordpressであればブログを作るのが有料な代わりに、作ったブログは自分の所有物です。サービス終了で消されたり、無料ブログサービスにあるような利用規約などに縛られる心配もありません。
メリット
- WordPressを使えば、ブログやWebサイト上のほぼすべての点で柔軟に変更やカスタマイズが可能です。
- 機能の拡張性が高く、WordPressに実装できる外部の機能として、無料で使える多くのプラグインという追加機能があります。
- デザインのカスタマイズも可能で、無料の数千以上のテンプレートの中から、自分の使いやすいWordPressテーマを選ぶことができます。
- Google検索やYahoo!検索などの検索エンジンに対応しているため、より多くの人に見てもらいやすくなります。
- WordPressを利用しているユーザーが多くいるため、それらコミュニティでの問題解決やサポートなどのアドバイスを受ける環境が整っています。
デメリット
- 始めるまでが、無料ブログよりもやや難しくなります。しかし、今ではWordPressを始めるために必要なツールをすべてそろえて、複数回の登録をしなくてもWordPressを始める簡単セットアップというものを用意している会社が多くあります。
- 独自ドメインやサーバー、セキュリティやバックアップなど、自分で管理する必要があります。
3. Amebaブログ
Amebaブログは、有名人やインフルエンサー、芸能人などの利用が多い、有名な無料ブログ作成サービスです。Amebaはブログの他にも、ピグライフ、REQU、Amebaコイン、AbemaTVといったサービスも展開している人気のサービスです。
アバターを使ったサービスで有名なアメーバピグとの連携、足跡機能といった、独自の機能やブログツールが多いのが特徴的です。
知名度や人気も高いため、多くの読者の目に触れる可能性があります。また、会員の数も多いため、ブロガーとブロガーのコミュニケーションツールやコミュティとしての使い方もできます。
メリット
- 使い方がシンプルで分かりやすく、デザインテンプレートの種類が300種類以上と豊富にあります。
- アメーバピグとの連携でゲームが遊べるなどの特典や、ブロガー同士のコミュニティ機能があります。
- 投稿シェア機能があるため、他のユーザーや読者に宣伝することができます。
- 芸能人ブログやアイドルなどの人気ランキングで見ることができます。
- ハッシュタグやリブログ機能などの便利な機能が充実しています。
- 画像容量は1TBまで使うことができます。
デメリット
- 画像1枚あたりでアップロードできる容量が3MBに制限されているため、一度に画像や写真を投稿する人は、有料版の画像容量アップコースというものに切り替える必要があります。
- 広告を非表示にするプランもあるが、月額1,000円ほどと少し高額です。
- 女性ユーザーが多いため、自分のブログで考えているターゲットが違うと読者を増やしづらいです。
4. ライブドアブログ
ライブドアブログ(LivedoorBlog)は、元々ライブドアが運営していたブログ作成サービスでしたが、今はLINEの子会社として運営されているサービスです。2019年からライブドアブログの運営メディアであるライブドアブログstyleという媒体を作り、自社メディアとしての情報発信も行っています。
数百万のブログが開設されていて、閲覧者数も1ヶ月に10万人以上のユーザーがいます。有名人や芸能人も多くライブドアブログで執筆していて、知名度も高いです。
また、カテゴリの種類も豊富で、スポーツ、料理、雑貨、子育て、旅行など、様々なカテゴリからブログを見ることができます。
メリット
- 2015年より有料プランが廃止され、現在サービスはすべて無料で利用することができます。
- 広告の非表示や独自ドメインの取得などの機能も備えています。
- 専用のアプリがあり、スマホでのブログ更新が簡単にできます。スマホ用での使いやすい投稿機能や編集機能、アクセス解析やコメントの管理などの機能が充実しています。
- コミュニティ機能が充実していて、LINEとの連携を通じたLINEビジネスへの展開も可能です。
- ユーザーからのフィードバックを通じた機能アップデートが頻繁に行われていて、日々の機能追加や更新が多いです。
- 画像ファイル容量に制限がないため、いくらでも画像投稿が自由にできます。
- ブログの記事を書籍にするサービスが有るため、今後電子書籍化するなどの展開も可能です。
デメリット
- スマートフォンでの広告が非表示にできません。理由は、ライブドアブログサービスは、このポイントでサービス運営による収益源としているからです。
- スマートフォンでのデザインテンプレートやカスタマイズの柔軟性に欠けているため、スマホのデザイン性に関しては多くの課題があります。
- スマホ表示での人気記事一覧などの表示が固定されるため、モバイルユーザービリティに関しては見やすさの点で他よりも劣っています。
5. FC2ブログ
FC2ブログは、FC2が運営するブログ作成サービスとして、2004年にサービス開始しました。
FC2ブログは、カテゴリの種類が豊富で、通常のカテゴリからアダルト系やアフィリエイト系なども揃えています。また、企業や店舗のメディアとしての商用目的での使い方も無料ですることができます。
また、FC2公式のデザインテンプレートの他に、ユーザーそれぞれが作った共有テンプレートというデザインテンプレートを6,000種類以上から選ぶことができるのが最大の特徴です。
メリット
- 6,000種類以上のデザインテンプレートの中から、デザインを選んでカスタマイズすることが可能です。
- PCやスマートフォン、携帯、アプリ利用など様々なデバイスに完全対応しています。場所を問わず、自分の好きなタイミングでブログ編集することができます。
- テキストの投稿容量は無制限で、画像などのファイルも1ファイル2MB、全部で10GBまでアップロードすることができるので、容量はあまり気にせず利用することができます。写真アルバム機能でのアルバム作成なども可能です。
- プライベート設定、いわゆる鍵付きでのブログ投稿も可能なため、一部の知人のみへの投稿やプライベートな内容の投稿もできます。
- アフィリエイト利用も可能で、特にAmazonアフィリエイトは、FC2上から商品検索などにも対応しているため利便性が高いです。
- その他、高機能エディタ、SNS連携、コメントやスパム対策など、豊富な機能を揃えています。
デメリット
- 無料プランでは、FC2サービス運営による広告が出るだけでなく、一定期間更新がないブログに関してはさらにその傾向が強くなります。
- 画像容量の制限解放には、有料プラントして追加でお金がかかります。
- 独自ドメインの取得には有料でのProプランの利用が必要で、かつ他のサイトで取得したドメインは利用することができません。
- FC2のコンテンツはアダルトで強いブランドイメージがあるため、商用利用だとユーザーの傾向に偏りが出る可能性があります。
- 上記のコンテンツイメージに関連して、Google検索での上位表示に弱い傾向があると言われています。
- 1アカウントに付き、作れるブログが一つだけしかできないという数の制限があります。
6. LINE BLOG
LINE BLOGは、LINE社が運営している無料のブログ作成サービスで、2016年よりサービス提供を開始しています。元々は、2014年から有名人や芸能人に特化したブログサービスとしてサービスをスタートさせましたが、一般向けにも開放された、比較的新しいサービスです。
LINEユーザー数の増加からLINEブログへの登録者数やPV数も最近かなり増加しています。ニュースリリースによると、有名人や芸能人が1951組みで利用していて、月間PV数は2億3600万PVと言われています。
芸能人ブログとして、Amebaブログと比較されることが多いですが、LINEユーザーからのブログ利用が増加している傾向から、現在は徐々にLINEブログに移行する動きも出てきているようです。
LINEBLOGは、基本的にiOSやAndroidなどのスマホアプリでの投稿となるので、PCでの更新ができない点がネックになります。
メリット
- スマホに特化したブログサービスのため、スマホでのユーザビリティが圧倒的に高いです。
- スマホを利用する若い世代がLINEブログの主な利用者層であるため、ブログの個人利用や商用利用のターゲット層として若い層にアプローチすることができます。
- デザインがシンプルで、スマホでの見やすさを追求したデザインをデフォルトで使うことができます。
- LINEが提供する独自のフォントを数十種類の中から選ぶことができます。
- 記事の復元が容易にできるため、スマートフォンのアプリシャットダウンなどの不具合への対策にもなります。
デメリット
- LINEアカウントを登録しているユーザーのみが使えるため、LINEアカウントとの連携が必須というハードルがあります。
- メリットの裏返しの意味でもありますが、シンプル過ぎる上にデザインのカスタマイズができないということです。
- スマートフォンに特化しているため、パソコン上での編集ができず、タイピングでのブログ投稿ができないということです。記事ボリュームの多い投稿を考えている方には、最も難儀な問題です。
- アフィリエイト広告の配置は可能ですが、LINEサービス運営による広告も任意の場所に設置されるので、実質自由に広告を貼ることができません。
- LINEブログ上では、TwitterやFacebookのSNSシェア機能がありません。ソーシャル上での拡散ができないため、別の媒体のユーザーに記事を届けるのが難しくなっています。
7. 楽天ブログ
楽天ブログは、大手の通販サイトである楽天が提供する無料ブログ作成サービスです。楽天は、5000万人以上のユーザーがいる巨大なショッピングサイトです。
その楽天経済圏とも言われている関連サービスとして、2001年に楽天広場としてサービスをスタートさせ、2006年にそのサービス名称を楽天ブログに変更しました。
楽天市場での購入品のレビューや、商品の口コミ記事などを書きやすく、また楽天アフィリエイトでの楽天ポイントなど、楽天ユーザーにとって嬉しい要素が多い印象です。
メリット
- 楽天IDがあれば、楽天ブログはすぐに始められるため、手軽にブログを作れるという点があります。
- 画像の容量が無制限にアップロードできるため、画像や写真の多い記事投稿に向いています。
- 楽天アフィリエイトとの連携ができるため、商品紹介のブログ記事から簡単に収益化を図ることができるようになります。
- パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンに対応しているため、ブログ記事をどこでも書くことができます。
- 楽天は安心感のあるショッピングサイトのイメージが有るため、物販系の特化ブログなど、商品に関する投稿記事などの信頼感を得やすいという特徴があります。
デメリット
- 機能やデザイン面で特徴的に優れたものが少ないという点があります。
- 楽天のサービスである特性上、楽天アフィリエイト以外のアフィリエイトASPやGoogleアドセンスからの収入を得られません。
- 楽天ブログサービスの運営による広告が表示され、この広告を非表示にすることができません。
8. JUGEM
JUGEMは、GMOペパボによって運営されているブログ作成サービスです。サービス開始は2004年からのため、歴史のあるブログ作成サイトになっています。
GMOペパボは、有名なレンタルサーバーであるロリポップなども提供している、25年以上もの歴史のある老舗企業であるため、サービスの安心感や信頼性が最も特徴的なところです。
また、機能としてはそれほど後期のなものは少ない反面、使いやすさがシンプルで分かりやすいため、複雑な機能やカスタマイズが不要という方にはおすすめのブログ作成サービスです。
メリット
- 大手企業のバックアップがあるため、困ったときなどの万が一のサポートなどが安心であること。
- ブログ管理画面(ダッシュボード)や操作性がシンプルで分かりやすいという点です。
- PCやスマホなど、あらゆるデバイスでのブログ表示に対応しています。
- テンプレートの種類が豊富で、シンプルなデザインから可愛らしいデザインまで選ぶことができます。
- TwitterやFacebook、インスタグラムなどSNSの連携ができます。
- 有料版での広告非表示、アクセス解析、プライベート投稿、写真一括アップロード、独自ドメイン取得など可能になります。
デメリット
- テンプレートのデザインがやや古く、スマートフォンに対応した流行のデザインなどに弱いです。
- 広告非表示や写真容量制限の開放、独自ドメインなどの重要な機能が有料になります。
- スマホアプリでのサービス提供が終了したため、スマホアプリからの投稿編集や投稿ができず、外出時のブログ投稿が難しいです。
9. Blogger
BloggerはGoogleが運営する無料のブログ作成サービスです。元々は1999年にPyraLabsという会社がサービスを開始し、後に2003年にGoogleによって買収されています。
Bloggerはブログを作るのに数分もかからずに始めることができ、Googleアカウントとの連携によってサインインすることが可能です。また、Googleとの連携によって、GoogleサービスであるGoogleアナリティクス、Googleアドレンスとの連動が容易であるという特徴があります。
海外では非常に有名なブログサービスなので、海外生活の予定がある、また海外に長期出張があるなど、英語圏でのブログ活動も考えている方には最適なブログ作成サイトです。
メリット
- Googleアナリティクス、Googleアドセンスなど、Google関連サービスの連携に強いです。
- セットアップが非常に簡単で、ほんの数分でブログを始めることができます。
- Googleが用意している、広告や検索、HTML編集、問い合わせフォームなどのオプション機能が充実しています。
- Googleによって担保されているサイトのセキュリティは非常に万全です。
- 運営によって表示される広告が一切ないので、邪魔な広告無しでブログ執筆が可能です。
デメリット
- シンプル過ぎるゆえに、使用できるテンプレートの種類が限られていることです。
- サポートがヘルプオプション機能のみなので、個人的なサポートを受けることが難しいです。
- Googleによるサービス提供であるため、Googleによってサービスが終了する可能性もあります。
10. note
noteは、自分でコンテンツや商品を作るクリエイターのための無料ブログ作成サービスです。noteは2014年に始まった新しいサービスで、多くのクリエイターたちに使われています。
noteの中でクリエイターと呼ばれるブロガーは、自分のnote内に投稿したコンテンツや情報商材を、自分が設定した金額で販売することが可能です。
しかし、基本的にはアフィリエイトなど広告からの収益ができないため、自分で価格を付けて販売できるような知識やノウハウを持っているようなユーザーが利用の対象になります。そのため、noteは一般的なブログや日記代わりには使えないと理解しておきましょう。
メリット
- アカウントを作成してすぐに無料でサービスを使えます。
- コンテンツを有料で販売することができるという、記事で紹介した他のブログ作成サイトにない唯一の機能を使えます。
- 記事をまとめて販売できるマガジンという販売方法も使えます。
- クリエイター同士でフォローしたり、「スキ」というSNSの良いねのような機能を使えます。
- noteユーザー層は若くネットリテラシーの高い人が集まるため、自信のノウハウや知識が有益であれば、それだけ受けれられやすいこと。
デメリット
- 基本的には、記事内にアフィリエイト広告を配置することができないため、実質記事の有料販売のみが収益源になります。しかし、Amazonアフィリエイト(アソシエイト)のみ、広告配置は可能です。
- デザインのカスタマイズや機能面が弱く、拡充するためには追加課金が必要なこと。
- 元々知名度やインフルエンサーでないとブランディングが難しいこと。
関連記事: noteとは?noteとブログの違いやどっちが良いか検証という記事で詳細を解説しています。
無料ブログの作成方法
ブログ作成の方法について、無料の場合と有料のWordPressで作成する方法の違い、また自分では難しいという場合の対処法も説明していきます。
無料ブログの作成方法
ブログを作るのはプログラミングなど必要そうで、何だか難しそうと思っていませんか?ブログを作るのに、プログラミングの知識やコーディングスキル、HTMLやCSSなど高度な専門知識は、一切不要です。
また、無料ブログ作成サービスの場合は、ブログ作成の方法は非常に簡単です。本記事で紹介した以下のブログ作成サービスの公式サイトから、新規でアカウント登録を行えば、数分でブログサービスを始めることができます。
一方で、WordPressブログを作る場合、WordPress自体は無料のサービスであるものの、実際に使い始めるためには実質有料となります。WordPressブログを作成するために、有償でドメイン取得やサーバー契約などが必要なため、結果的に有料になるということです。
有料ではあるものの、ブログを使った収益化を考えているのであれば、WordPressでブログを作成することを強くおすすめします。機能面、デザイン性、ブログを所有できる、などWordPressには様々なメリットが有ります。詳細は、WordPressブログと無料ブログを比較した記事でもご参考ください。
この少し面倒なことを、簡単WordPressセットアップといったパッケージでまとめてできるようになるものを、ブログ作成を支援するサーバー会社各社が提供しているので安心してください。このサービスを使えば、早ければほんの数十分もあればWordPressブログを作ることができます。
詳細は、初心者向けのWordPressの始め方の記事、簡単セットアップを提供しているおすすめのサーバー会社の記事もご参考ください。
ブログ作成が自分で難しい場合の対処法
ブログ作成が自分で難しい場合には、ブログを代行して作ってくれるWebサイト構築サービスや、Webページ制作会社、ホームページ制作会社などにブログ作成を依頼しましょう。
通常、ブログ作成をWebページやホームページ制作会社に依頼する場合、大きなサイトだと数十万から100万円以上の費用がかかる場合があります。
どの会社にブログやWebサイト構築や制作を依頼するかは、事前に相見積もりを取るなどの十分な検討期間を設けましょう。
詳細は、WordPressの料金やブログ作成の費用について詳細を公開した記事をご覧ください。
まとめ:ブログ作成サービスとサイト10選の比較表
以下に、本記事で紹介したブログ作成サービスやサイト10選の比較表としてまとめました。ブログ作成サービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
ブログ作成サービスの比較 | 長所 | 短所 | 有料版の価格 |
---|---|---|---|
はてなブログ(HatenaBlog) | 有名でブランド力がある | 画像など使えるデータ容量が少ない | 月額600円 |
WordPress | 世界で最も人気のブログサービスプラットフォームである | 管理するものが多い | 元々有料で、最低でも月額500円かそれ以上 |
Amebaブログ | コミュニティが広がりやすい | 女性ターゲットでないと読者獲得が難しい | 月額200円から1000円 |
ライブドアブログ | 無料で使える機能が他の無料ブログよりも多い | スマホユーザービリティに欠ける | すべて無料 |
FC2ブログ | 6,000種類以上のデザインテンプレートから選べる | ブランドイメージが一般の商用利用に向かない | 月額300円 |
LINE BLOG | スマホに特化していてユーザービリティが高い | パソコンでの編集ができない | すべて無料 |
楽天ブログ | 楽天アフィリエイトとの相性が良いこと | 機能面で他のブログ作成サービスサイトに勝る点が弱いこと | すべて無料 |
JUGEM | 老舗企業による安心のバックアップ体制 | スマホアプリ非対応であること | 月額300円 |
Blogger | Googleサービスと連携が可能 | デザインテンプレート数が少ない | すべて無料 |
note | ブログ記事を有料で販売できる | 広告からの収益化がほとんどできない | 月額500円 |
最後に、ブログ作成サービスを使ってブログを始める前に、ブログを始めるまでの全体像や全体の流れも知っておきたいという方に向けた、初心者向けブログの始め方の完全ガイドという記事もご参照ください。