書き方

ブログ1記事目の書き方テンプレート【最初の初投稿は何を書けばいい?】

ブログ1記事目

ブログ初心者として、ブログ1記事目を初めて書くのですが、何を書けばいいですか?こういった悩みや疑問を多くの読者の方から頂きます。

ブログを初めて書く人にとって、最初の記事に何を書けばよいのか、また初投稿ではどういった内容にすべきなのか分からないですよね。

ブログを始めたは良いものの、そもそも何を書くのか決めていなかったという方も多いはず。

僕も読者の方と同じように、初めの1記事目に何を書いたらよいか本当に悩みました...。

HIDESUN

多くの初心者ブロガーの初投稿を見てきた中で、読まれる1記事目にはある共通点がありました

本記事では、2023年に読まれるためのブログの初回投稿で書くべき記事はどういった内容がいいのかということから、その書き方、また例文やテンプレートまで全ての完全ガイドとして解説してきます。

この記事は3つのおすすめパターンの中から、自分に合ったものを選んで書けるように分けています。それぞれの選択の中には書き方と例文が付いていて、しっかり書けるようになっているので、どれが良いか考えてみてくださいね!

はじめに:ブログ1記事目の書き方講座

ブログ1記事目の書き方講座

まず初めに、ブロガーとして初となる最初の記事を書くにあたっての基本的な記事構成について知っておきましょう。

説明する記事構成は、ブログをはじめとした多くの文献や論文で一般的とされているもので、日本人が一番見やすいとされているものです。

一つの記事が整っていて、まとまりのある構造に見えるようにするためには、ブログを3つの記事構成にすることがポイントです。イメージは下図のとおりです。

ブログ1記事目の記事構成

そしてこの章の見出しにもついている「はじめに」こそ、この基礎講座で最もお伝えしたい内容の一つ目のものです。

はじめに」は、文字通り記事内の初めに書くべき前書きに当たるものです。ここでは、その記事ではどんな内容のことが書かれているのかという大まかな概要や、直接の記事内容ではなくても重要なことなどを書いていきます。

抑えておくべき「はじめに」を書く時のポイントは、以下の3つのコツを意識することです。

  1. 記事全体をまとめつつ、完全には伝えきらないこと
  2. 自分では当たり前のことでも、前提となる背景や知識を読者の方にしっかりと説明すること
  3. 記事を読めば、読者にとってどういったメリットや良いことが待っているのかを示してあげること

3つのどれか、または全てを網羅する形で、「はじめに」を書いていきます。ただし、要約や記事概要を伝えるときには、その完璧な内容を記載してしまうのは逆効果です。読者の方がその概要を読んだ後、記事内でそれ以上の情報がなかったときには、これほどがっかりすることはないでしょう。ディズニー作品が面白いのは、観る前に分かっていることが、すべての結末がハッピーエンドであるということだけだからです。

次に、本文を書いていきます。本文が短い場合にはあまり気にせずに大丈夫ですが、長い場合には文章の組み方に注意しましょう。内容や説明は順序よく書かれているか、論理的におかしな流れになっていないかなど、国語の文法にも気を配るようにします。

そして最後は、「まとめ(おわりに)」のパートです。まとめを付ける効果は、読者の頭の中を整理し直して、知ったことを完全な理解へと変えてもらうことです。そうすることで読み手自身が納得してくれて、記事内容が分かりやすく良いものであったと思ってもらえるのですね。

それでは、こういった基礎的な話を理解した上で、早速本題の1記事目としてベストな3パターンの記事テーマを見てみましょう。

パターン1.自己紹介記事

自己紹介記事

自己紹介記事は、1記事目に書く内容としては一番スタンダードで受け入れられやすい投稿内容です。

というのも、いきなり専門的で本格的な内容を書くよりも、つたない初投稿の中で、その人らしさやそのブログ自体を書いた執筆者の人となりを伝えることができるからです。

自己紹介記事の中で書いたほうが良いものには、以下のものがあります。

  1. 自分に関する簡単なプロフィール
  2. ブログを始めるまでの略歴や経歴
  3. 自分は何に興味があるのかやどんなことが好きなのか
  4. ブログを始めようと決めた理由
  5. これからどんなことをブログで書こうと思っているのか
  6. ブログをやる中で掲げる目標や実現したいこと
  7. 自分のブログを読んでほしい人へのメッセージ

これら7つのリストが、初回投稿されるブログ記事にあると良いものです。実名でない匿名ブログの方には書くのが難しいものもありますが、どれかについて深く書くか、7つ全てについて書くのもいいでしょう。考え方としては、自分の過去、現在、未来に向けてそれぞれ伝えていくようなイメージです。

僕が一番初めに書いた最初の記事も、自己紹介でした。このブログのこと、自分の今までの歩み、ブログで何を伝えたいのかなど、気になる方は僕のプロフィールを見てみてください。

もし個人ブログとして始める方であれば、自分自身や好きなもの、趣味、旅行先などの写真を載せると良いでしょう。多くの読者は、あなた自身のことに興味があるからですね。もし個人ブログでない企業ブログや、どうしても自己開示をしたくない場合には、綺麗な風景や画像などの装飾でも良いと思います。

特に最後の7番目の「読者へのメッセージ」は最も力を入れて書くようにしましょう。ブログ投稿の1記事目を見てくれている方は、今後の読者やブログの固定ファンに担ってくれる可能性があるからです。ここで書く時のポイントは次のとおりです。

  • 記事をTwitterなどでシェアしたり、コメントをしてもらうように促す
  • ブログをブックマークやリーディングリストに登録してもらうように伝える
  • 他の人のおすすめブログ記事などの関連記事を載せて、読者のためになるコンテンツを教えてあげる

関連記事:【ブログ運営報告】1ヶ月目のアクセス数や収益を大公開!という記事で、1ヶ月毎日記事更新した結果レポートを書いています。といった感じで、関連記事を紹介してみましょう。

まだブログは1回目の投稿なので、ブログ内の他の記事コンテンツなどに、読者を誘導するのは難しいかと思います。そのため、ブログ外のTwitterやInstagram、他のブロガーの記事などに導く場合でも、「週に2〜3回更新しています!」というように定期的にブログ更新があることを伝えても良いでしょう。

例文とテンプレート1

こんにちは、Hidesunです。(最初の挨拶)

Hidesun Blogの初投稿を見に来てくださりありがとうございます。

一人で起業して、個人事業主・フリーランスとして活動しています1

今までの経歴はざっくりとこんな感じです。学生起業、大失敗、海外留学、某広告代理店、ITメガベンチャー、某大手外資系マーケター2 

価値観はミニマリストとしての生活で、普段は映画やブログを趣味で楽しんでいます3

このブログを始めようと思ったきっかけ4は、Web・IT業界にいた今までの知見や経験を活かして、何か自分で記事を発信する発信者になりたいと思ったからです。

当サイト「HidesunBlog」は、ブログ、Webマーケティング、ITに関わる情報5から、ショッピングの豆知識などの情報を提供しています。

ブログを書きながらWebに関する知識やSEOなどを学びつつ、アウトプットの場としてもブログを使えればと思っています。読者の方のためになるような有益なコンテンツを作っていきます6

週に1回は更新するようにしているので、ぜひまたこのブログに立ち寄ってくれると嬉しい7です!

SNSはこちらから→(Twitterのリンク)

上記の1〜7番のような要素を盛り込んで、1記事目を書いてみましょう。上記はあくまでも参考例文なので、最初の記事はもっと情報を盛り込んでいくように意識しましょう。1回目の記事であれば、500文字〜1000文字あれば十分です。

パターン2.個人的な話や日記

個人的な話や日記

誰も私のことには興味がないんじゃないですか...?いいえ、そんなことはありませんよ。ブロガーの方で勘違いしている場合が多いのが、ブログ記事は有益なものでないといけないという思い込みです。

確かに、何か困っていることや悩みを検索した時に、それを解決するブログ記事であれば、それは素晴らしいことです。しかし、すべてのWeb上にいる読者であるユーザーがそれを望んでいるわけではなく、実際にはある人が体験した出来事や日常の気付きなども知りたい人も多いのです。

そして、個人的な話題や日記をブログ1記事目に書く最大のメリットは、とにかく書きやすいということです。初投稿の最初の記事で手が止まってしまい、なかなかスタートできないことが一番もったいない。悩むくらいなら、日々の備忘録程度でも「まず書く」ということが重要ですからね。

それでは、どんな内容のものが、プライベートな話やブログ日記として良いでしょうか?それは、読まれるための以下のポイントを意識することです。

  1. タイトルにこだわる
  2. ストーリーを初めに書く
  3. 読者の期待を高める
  4. だらだらと文章を書かない
  5. 画像を多く使う
  6. アドバイスや意見を入れる
  7. 読者と会話するように書く

上記で紹介しているエッセンスは、ただの日記だったり雑記ブログでも面白いと思ってもらうためのテクニックのようなものです。

これらすべてのコツを駆使して書いていくことが理想ですが、慣れないうちはどれか一つでもできれば良い記事になりますよ。

実際に例文とテンプレートを見て、参考にしてみてください。

例文とテンプレート2

タイトル1:【人生初投稿!】でもこういう時に限って、、人生最悪の出来事かもしれないです。

人生で初の体験だったり出来事、人生初!っていうのは何でも嬉しい2ことですよね。皆さんも誰もが経験あるんじゃないでしょうか?

そんな中でも誰もが経験したくないこともありますよね、それ、今日やらかしました...。34

パソコンに液体をこぼすイメージ
5

はい、これですこれ。最悪です。

ブログの記念すべき1回目であり1記事目、そして初投稿を目前に、パソコンを茶色い液体に沈めてしまいました。

もう相棒は二度と白いシャツを着てくれないばかりか、しゃべることすらできなくなるかも知れません。

皆さんも、パソコンと飲み物を近くに置いている時は、警戒心MAXでいてくださいね!6

氷山の一角でも見落とすと、タイタニックも沈みますよ...。

ほんと、気をつけましょうねー7

このように、今回も1〜7番の要素を入れ込んで例を作成してみました。使った画像は、おすすめの無料画像という記事でも紹介しています。

繰り返しになりますが、ブログは最初が肝心で、1記事目を書ききってブログを初投稿する、ということが何よりも重要ですからね。

関連記事思わず読みたくなる日記ブログの書き方7つの秘訣【タイトルが命】という記事で、読まれるための日記ブログの書き方のイロハを紹介しています。

パターン3.本気で書く記事

本気で書く記事

最後のオプションである3つ目のパターンは、最も難易度が高い一方で、1記事目として考えられる最もクオリティの高い記事にしていきます。

自己紹介記事で自分のことについて書く代わりに、今後書いていくブログ投稿、つまり通常のブログ記事を1記事目から書き始めてしまうということです。

本格的な記事を書いていく場合には、ある程度文章の上手さや内容の分かりやすさ、そして有益なコンテンツであることにこだわっていく必要があります。ただし、読者の方(あなた)が完璧主義者でない限りは、必要最低限の要素を含んだ投稿にするようにしましょう。そうでないと、1週間経っても記事が完成しないなど本末転倒な状態になりますから。

検索結果上位を狙う1記事目の初投稿で意識すべきは、以下の重点ポイントです。

もししっかりとした記事を最初の記事として選ぶのであれば、上記の点は抑えておくようにしましょう。

しかし、これらのことがあまりよく理解できず、書き方を学ぶのに時間がかかりそうであれば、それ以上品質を追求する必要はありません。自分が書ける範囲で書くようにすぐに妥協しましょう。

その理由は、多くの初心者ブロガーによくある間違いとして、以下のような後悔をする結果になるからです。

  • 後悔1:一番最初の記事は、まずほとんどの人に見られず、アクセスがなかった
  • 後悔2:初心者のうちは、1記事を丁寧に書いて学習することよりも、書いていくうちに学ぶことのほうが多かった。
  • 後悔3:1記事目に究極を求めすぎて書けなくなってしまった。ブログを始めたのに1回も記事を書けなかった多くの人によくある過ちです。
  • 後悔4:ブログの初投稿の記事は、ブロガーがベテランになった時に、振り返って見ると恥とさえ感じるほどずさんな内容になっていたので、結局リライトした。
  • 後悔5:初めのうちは一生懸命書いても、結局埋もれてしまった。ブログとは、記事を書けば書くほど新しい記事が更新されていくようになっているものだからですね。

結局はこういった理由から、シェイクスピアが大傑作を描いた時のような達成感で投稿した1記事目は、街の本屋にも並ばない駄作だったと後から気が付きます。

参考記事

ブログ文章の書き方に効く魔法のテクニック7つ【コツと文章術】という記事で、文章の書き方を学びましょう。また、ライティングに関して学べるブログ初心者おすすめ本ベスト5の記事も参考になると思います。

1記事目から最高の記事を書こうと思っているなら、必見です。

ブログ1記事目を書く時の注意点(かける時間は?)

ここまで記事を読んだ読者の方なら、3つの選択肢の中から、自分に合った最適な初投稿を見つけられるでしょう。

しかし、いくら素晴らしい初稿が書けても、詰めが甘いとせっかくの良い記事が台無しになってしまいます。そしてこれは、多くのブロガーがよくやってしまう間違いです。

最後に、ブログの最初の1記事目を書く上で注意すべき、5つのポイントをご紹介します。

  • 校正をすること:タイプミス、誤字脱字、文法の誤り、小学生ではないですよね?文章こそ、ブロガーが表現できる唯一のメッセージです。会話や音声で修正がきかないため、下書きや念入りな公開前のチェックなどを徹底しましょう。
  • 画像にこだわること:稚拙な文章、まだ完全に整っていない記事構成、こういった多少のことなら多くの読者は許してくれるでしょう。しかし、画像の粗さやウケを狙いすぎたものなどは、読み手を混乱させるので、画像は厳選しましょう。
  • 文章は短すぎないこと:目安として、自己紹介なら1,000文字程度、真剣に書くなら2,000文字以上と考えておきましょう。Twitterでも140文字です、ただの呟いた記事で終わらないようにしましょう。
  • 止まらないこと:ブログ1記事目を書く中で、ネタがなくて躓くことや分からないことがあると思います。そこでしばらく中断して不明点を探るのも良いです。しかし、書けなくなるほどの問題でなければ、歩みを止めないようにしましょう。
  • 時間をかけすぎないこと:時間をかけるつもりですか?最後の警告です。最初の初投稿に2〜3日以上かかるのは遅すぎます。それ以上の時間をかけると、迷宮入りするか、二度と記事と向き合うことがなくなるかのどちらかです。

とにかく完璧を求めないことです。誰でも最初は不安ですが、まずは記事を更新するということが何よりも大事なことです。

関連記事ブログ初心者が気をつけるべき10の鉄則!【注意点まとめ】という記事でも、初めての記事に関わらず初心者にとって重要な注意点をまとめています。

まとめ:最初の記事が書けない人へのメッセージ

最初のブログ記事が書けなくて、ブログを諦めてしまう人が本当に多いです。

でも大丈夫です!本記事で書き方の全てを伝えました。深呼吸してパソコンに向き合い、自分のことを文章にするか、伝えたいことを熱心に書くかだけです。

良く見せようとせず、楽しみながらこれからブログを書くこと。1つ記事を書き上げた瞬間に、あなたは立派なブロガーですよ。

読んでほしい記事ぼくがブログを始めた理由とやる理由|最大のメリット15【なんのため?】

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